石田 桜 (高校2年生)
石川先生の教室に通い始めたきっかけは、もともと従兄が通っていて、字がとても綺麗だったからです。小学校では習字の授業がなかったので、私も字を綺麗に書く練習をしたいと思いました。もともと左利きの私が、慣れない右手で字を書くことはとても辛いことでした。最初は少しずつ字が上手くなることが楽しく、週に2〜3日通っていました。
通い始めて約2年、中学生になると、学校の部活やテストなどでなかなか通えなくなってしまい、そうなるともちろん字も上達しなくなり、習字が嫌になってしまった時期もありました。しかし細々とではありますが続けることで、少しずつ書けるようになっていき、石川先生から「上手になったね!」と褒めていただくことが嬉しく、また段位が上がっていく度に頑張ろうと思えるようになりました。
私が感じる習字の良いところは、字を書いている時は書くことだけに集中し、心静かに落ち着いて取り組めるところです。書いている時は、時間が経つのが早く、気が付くと3時間ほど書いている時もあります。 字が綺麗なことは、将来の自分のためだと思います。わたしは通い始めて約6年経ちますが、まだまだ満足のいくものではありません。自分のペースで少しずつ上達していき、楽しく習字を続けたいと思います。